- えりこ先生
β-hcg 上がり方も 個性です
最終更新: 1月18日
不妊治療している人にとって、判定日の時、胎嚢確認の時、等一番気になる値がβ-hcgの値です。
このβ-hcgは、参考となる数値があります。日数に見合った数値ではないと、途中で成長がストップしてしまい”流産”につながってしまいます。
お腹のなかで赤ちゃんの卵が子宮に根を張ろうかどうしようか悩んでいる時、きちんと漢方薬でフォローしてあげることでβ-hcgの値が後からぐんっと伸びることがあります。
Y・Jさん(43)は流産を経験したことがあるお客様です。以前体外受精をされた際、移植後9日目のβ-hcgが108という値がでてそのあと繋留流産をされた経緯がありました。
”今度こそ”と再度移植をして迎えた判定日、移植後10日目のβ-hcgの値は95.5
病院の先生からも
「この時点でこの値はかなりの確率で流産或いは、まだ子宮外妊娠の可能性もあるので
油断は出来ない状態です」
こんなことを言われて、不安が募るYさん。
でもまだまだお腹の中の赤ちゃんは頑張ろうとしている最中です。
赤ちゃんを信じて、ママも頑張りましょうね。
そうお話して、漢方薬を飲んでくれました。
その後、移植後21日、胎嚢確認ができるかどうかの診察日
β-hcgの値も8629とぐんっと伸び、胎嚢もきちんと子宮内に確認出来ました。
β-hcgが教科書通りになかなか伸びなくて諦めてしまいたくなる時もあります。
でも時には、赤ちゃんの個性があって遅咲きの赤ちゃんもいます。
是非諦めないで漢方薬飲んであげてくださいね。
