- えりこ先生
この仕事はまさしく隨縁(ずいえん)
私が京都に住んでいたころ、真如堂というお寺に拝観に行ったときのこと。
境内の中にある面白い幾何学模様の庭の前で 立ち止まってしまいました。
枯山水の庭はよく見るだけに 初めて見る庭のスタイルに目が釘付け・・・。

『隨縁の庭』
こんな名前がついています。
隨縁という文字を使った会社や飲食店が 多くあるのでそんな名前がついた庭は どういう事を表現しているのか興味津々。
隨縁とは、「隨縁真如」の略
「真理が縁に従って種々の相を相じること」 「真理が絶対不変でも条件によって様々な姿を見せること」
仏教の言葉だそうです。
四つ目の家紋をモチーフに作られており 「四つ目」の四角や菱形を黒砂利や白川砂利などで 表現し様々な様相をみせているそうです。
縁を大切にし、縁に従うことで物事が生じる
仏教用語がわからない私なので 私は、この庭をみてそんな風に解釈しながら眺めていました。
この庭が示している意味と私の今のお仕事はとても似ている気がします。
お客様との縁を大事にすることこそ一番大切なこと
そんなことを庭から教えてもらった気がします。
これからも皆様からのご縁に感謝しながら邁進していきたいと思っておりますので よろしくお願いいたします。