- えりこ先生
低気圧 頭が痛くなるのはなぜ?
台風が起きたり、長雨が続いたり、かと思うと残暑で急に暑くなったりと何かと
気候が不安定な9月ですが、それに伴って体調もあまり安定しない時期です。
特に気圧が下がってくると、頭が痛くなったり古傷が痛んだりなど
痛みが起こる方が多くいらっしゃいます。
どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?
これは台風など外気の気圧が低下してくると、相対的に細胞の中の圧力が高まってしまい、膨張しようとして周辺の組織を圧迫して痛みが起こると考えられます。
これを漢方の視点からみると膨張するというのは、気がうっ滞している
”気滞”
と考えられます。気滞は「通ぜざれば、即ち痛む」といわれており
まさに痛みがこれによって生じるのです。
”気滞”という症状は、ストレスなどで自律神経のバランスが乱れてきても起こってきます。
ですので、この時期に体調を崩しやすい方は身体に負担をかけないよう
そして、早寝早起きを心がけるなど規則正しい生活リズムを作ってくださいね。
