子宮筋腫は、着床に影響せず手術はしなくてもいい場所と 受精卵が着床するのにじゃましてしまう場所と2つあります。
漿膜下や筋層内の筋腫だと少々大きくても影響がなく手術するのはまれですが 粘膜下筋腫だと着床を邪魔するだけでなく、 妊娠後筋腫が大きくなり流産の危険もあることから手術を薦めるケースが増えます。
A・Yさん(43歳)は子宮粘膜下に筋腫が再発してしまいました。
大きさは1センチ程度ですが、着床するときに邪魔をしてしまうからと 手術して無事にお一人目を妊娠され出産されました。
今回二人目を考えていてなかなか妊娠できないからと 健診を受けたら再発していて本人はかなりショックな様子‼
年齢的に焦りがあり、あまり時間がないと時間を決めて始めた不妊治療。
ここで筋腫の手術をしたら半年間移植ができない
〈44歳になってしまう・・・タイムリミットまであと少し・・・〉
そういう思いが相談しながらひしひしと伝わってきました。
でも、手術をするという選択肢を選んだとしても その間できることってたくさんあると思うんです。
筋腫ができやすいということは子宮内の血流が悪いということにつながります。
ですから子宮血流を良くして、流産しない子宮を作っていったり・・・ 子宮をやすめている半年の間卵巣は休みなく排卵しているので採卵してみたり・・・。 自然妊娠を目指したり・・・
考え方次第で、半年という月日は毎日忙しくあっという間に過ぎてしまうと思うのです。
A・Yさんは今悩んでいる最中ですが是非、手術を選択された際には年齢にとらわれず 是非前向きに楽しく漢方薬を飲んでくれたらなと思っています。
#漢方鍼灸
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