- えりこ先生
家族のかたち
先日少しご無沙汰しているY・Rさん(32歳)から 残暑見舞いの返信をいただきました。
Y・Rさんはいわゆる早発閉経。
中学1年生で月経がはじまり、その後高校生の3年間 自力で生理が来ることはなくお薬で定期的に生理を起こしていたというYさん。
28歳でご結婚するまでの10年間。 ピルを飲んで生理を起こしていた経緯もあり 20代のころから、自分の卵子で妊娠するのは難しいとDrに言われていたそうです。
ダメなんだと諦めていたけれど、結婚生活をしていく中でやっぱりあきらめきれず 漢方薬で体調を改善できないか・・・そんな思いでご相談くださいました。
お薬を2年ほど頑張って服用しましたが なかなかうまくいかずその後しばらく お休みをしていたのでどうしていらっしゃるかな?とお手紙を出したら こんな思いをしたためたお手紙がかえって来ました。
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先日はお葉書頂戴いたしましてありがとうございました。 私のことを思い出してくださりとてもうれしかったです。
私は元気にしていますよ。 先生もお変わりはありませんか? しばらく連絡できずにごめんなさい。 今いろいろと家族という形について考え中です。 前向きに進んでいるのかな?と自分では思っています。
夏の疲れが出やすいころですのでどうぞご自愛ください。
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Yさんらしい、何とも素敵なお葉書でした。
”家族という形” 家族という形は10人10色 どれが正解なんてありません。 きっとYさんはいろいろ苦しみ悩み 少しずつ自分たち夫婦が描く家族というものを 作っているんだと思います。
同じような境遇の方はたくさんいらっしゃいます。 そんな方が前向きに楽しく暮らせますように・・・

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