『生理の日じゃないのに出血した!』
とびっくりしてしまう方もいらっしゃるかもしれません・・・
どうして、生理でもないときに出血が起こるのでしょう?
子宮の内膜を厚くしてあげる作用があるのが”女性ホルモン”
この女性ホルモンによって、子宮内膜が厚くなり受精卵が来た時には着床となりますし
受精卵が来なければそのまま脱落膜となって生理として出血が始まります
女性ホルモンに左右されるので、ホルモンのバランスが乱れやすい排卵期や高温期後半は
比較的出血しやすい時期
漢方の視点からはこんな風に見ることができます
月経が終わった直後は、血がなくなっていますので”血海”が空になっています
月経後しばらくすると次第に、血が蓄積されて増えてきます
そしてちょうど排卵期あたり、”血海”が十分に満たされると陰から陽に変化
これを”転化”といい、女性の月経周期でみると”排卵”になります
この時、身体が元気な方でしたら変化に対応できるのでトラブルは起こりませんが、
ストレスや疲労などがたまったりしていると”転化”に必要なエネルギーが不足してしまって陰から陽にバトンタッチができす少量の出血が出てしまうと考えます
大きな病気が原因でなければ大丈夫ですが、
心身の不調がホルモンバランスを乱していることには変わりありません。
排卵期に出血していると着床にもあまりよくないので
きちんと対応してあげましょう!!

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