- えりこ先生
”睡眠”は卵子の栄養剤
妊活している人にとって、”睡眠の質”は大事な事です。
ですので、眠りが浅かったり眠れないときには漢方薬をよく使います。
E・Mさん(42)もその一人。なかなか寝付けなく、そして深夜に起きてしまうという事が
続いていました。
一度リズムが崩れるとなかなかリズムの立て直しが難しいのが睡眠の厄介なところ。
「また寝れないんじゃないか・・・」
「夢をよく見るから寝てないんじゃないか・・・」
不安な思いがさらに寝ようとする気持ちに足を引っ張ります。
舌を見ると、白い苔がたくさんついていて胃腸の機能が低下してることで起こるタイプの
睡眠障害。
頭の回転が速く、自分に起こっていることなどを探求するタイプのEさん
日々様々なことを考えて、思って、心や頭がフル回転で働いているために
夜になっても頭の血流量が落ちることなく働いていることが原因と分かりました。
ですので、温胆湯や黄連などで胃腸や心の回復をするような漢方薬を調合してお渡し。
その後、ぐっすり寝られるようになったという事でした。
漢方薬は西洋の睡眠導入剤などと違って、交感神経、副交感神経のバランスを整えるものです。昼間は交感神経、夜は副交感神経 と体に覚えさせます。そして自然な睡眠リズムを整えていってくれます。
ですので、漢方薬を飲んで昼間に眠くなってしまうという副作用もありませんので安心です。

10回の閲覧0件のコメント