ずいぶん過ごしやすく、朝晩は寒さが身に染みる陽気になってきました。
空気も乾燥が始まり、のどが乾燥してきて咳をし始めるのも毎年このくらいの季節からではないでしょうか?
こんなことを避けるために、今年は「咳」が出たらどうしていけばいいでしょうか?
中医学的にみると五臓の内の”肺”が影響を受けやすいのは秋
”肺”は潤っているのが好きで乾燥を嫌います。この秋時期は空気が一気に乾燥しますので肺が乾燥して「咳」が出てしまうのです
この時期の咳は痰などは少なく、乾燥した「空咳」が特徴になります
漢方薬は≪滋陰清肺≫をするような漢方薬を使います。麦門冬・百合・桔梗などは
よく使われる生薬
鍼灸では、肺の経絡上の経穴≪尺沢≫≪孔最≫≪列欠≫などを使って肺気を高めることをします
生活習慣もとても大事な事!!
・香辛料の強いもの・刺激の強いもの などを避ける
・肺を潤す山芋やカキなどを取り入れるのもお勧め
・アルコールや喫煙習慣を見直す必要もあります。
今年はマイコプラズマ肺炎も流行っており
いつも以上に「咳」を気にしないといけない時期
肺を強くする 意識して生活してみてください

#漢方鍼灸
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