​蕁麻疹(じんましん)

​蕁麻疹とは?

​じんましんは皮膚の一部が突然赤くくっきりと盛り上がり、しばらくすると跡形もなく消失する疾患です。人がイラクサ(蕁麻(じんま)の葉に触れると同様に皮膚の盛り上がりを見せることからこの名前が付いたそうです。

痒みを伴う事が多く、早くて数分遅くても数時間以内で消えることが普通です。

1か月以上にわたって繰り返し起こるものを慢性蕁麻疹という事もあります。

蕁麻疹は様々な原因からなります。寒冷蕁麻疹・温熱蕁麻疹・日光蕁麻疹・コリン性蕁麻疹等々

体に何らかの刺激が加わることで引き起こされます。

​10代~30代までに起こることが多く、女性にやや多いのが特徴です。

​漢方薬・鍼灸からみる蕁麻疹

中医学では蕁麻疹の事を“風疹塊”​などと言っています。

体の外からの刺激、“寒さ”“熱さ”“湿気”“風”が過度に働いたり

体の中の防衛機能が、飲食不摂生や寝不足、そしてストレスなどによって低下してしまうと蕁麻疹が引き起こされてしまいます。

​ですので病因となるものを探して、排除し、体の免疫機能を調整することが必要になってきます。

​漢方薬・鍼灸からみる蕁麻疹

(1)≪衛外不固証≫

​比較的大きな皮疹が多く、独立して皮疹が出ることもある。

汗が出た後などに起こる方は、このタイプに当たります。

絶えず痒みがあり、皮疹が継続して出るため慢性蕁麻疹になる方も多いのが特徴です。

一般的な症状としては、風邪を引きやすかったり汗をかきやすいなどが特徴です。

漢方薬では“固表防風剤”などを使います。

鍼灸では、“肺経の経穴”などを選穴していきます。

​(2)≪気血両虚症≫

再発を繰り返し数か月から数年かかることもあります。身体が疲れたりすると症状が悪化することがあります。

 

一般的な症状としては疲労倦怠感があったりめまいなどが起こることもあります。

漢方薬では“益気養血剤”などを使います。

鍼灸では、“脾経の経穴”などを選穴していきます。