​脱毛症

​脱毛とは?

ある日、地肌を触っていたら「あれ?髪の毛が生えていないかも…」こんな感じでわかる円形脱毛症。大きさは様々で、老若男女問わず起こる疾患ですが、最近では女性や子供にも多い疾患です。

原因は不明ですが、最近では髪の毛の毛根組織に対して免疫機能の異常が発生する自己免疫性疾患ともいわれています。

自己免疫性疾患が起こる原因として、疲労やストレスなども関係しており日常生活が大きく関係してくる疾患になります。

​漢方・鍼灸からみる脱毛症

​漢方薬 不妊 皮膚

中医学ではもともと“毛”は“血”の余りといわれています。

中国の昔の古典では「毛髪が焦げたようになったり、枯れていくのは血の不足によるものである。ひげや眉毛の脱落は血熱生風によるもの。病後や産後に脱毛するのは清血消耗によるもの」と書かれています。

 

また、ストレスが原因になるような脱毛も多くみられます。ストレスなどは五臓(肝・心・脾・肺・腎)を傷つけてしまう事によって突然の脱毛が起こってしまいます。

​脱毛症の中医学的分類

(1)≪血熱生風証≫

突然脱毛し、進行が早く塊状に抜けることが多いのがこのタイプの特徴です

眉毛なども抜けてしまう方もいらっしゃいます。

一般的な症状としては、不安感・怒りやすい・焦燥感などがあります。

漢方薬では、体の熱をとってくれる“清熱涼血薬”などを使います。

鍼灸では、“心経の経穴”“小腸経の経穴”などを経穴を選穴します。

(2)≪お血証≫

斑状の脱毛が起こりやすいのがこのタイプの特徴で、長期化すると全部抜けてしまう可能性もあります。

一般的な症状としては、頭痛・肩こり・生理痛など痛みを伴う症状が多いのが特徴です。

漢方薬では、血液循環をよくしてくれる“活血化お薬”などを使います。

鍼灸では、“血”に関係のある経穴などを選穴します。

(3)≪気血両虚証≫

産後や病後などの過多によく見られるのがこのタイプです。

血が消耗することによって髪を滋養できず、抜けてしまいます。

一般的は症状としては、めまい・不眠・口唇淡泊などがあります。

漢方薬では、気血を補う“補気補血薬”を使います。

鍼灸では“脾経の経穴”“胃経の経穴”などを選穴していきます。

(4)≪肝腎不足証≫

白髪が多く、40歳以上に多く見られることが多いのがこのタイプの特徴です。

一般的な症状としては、腰痛・ひざ痛・耳鳴りなどがあります。

漢方薬では、肝や腎を補ってくれる“滋補肝腎薬”を使います。

鍼灸では、“肝経の経穴”“腎経の経穴”を選穴していきます。

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