​子宮内膜症

子宮内膜症とは?

≪子宮内膜症≫は、もともと子宮の中にしかないはずの子宮内膜が子宮以外にもできてしまう疾患です。

その内膜組織が月経のたびにはがれて出血を繰り返すので外に出られない経血が体内に残り炎症や癒着を引き起こしてしまいます。

激しい月経痛や腰痛があるのが特徴的な症状ですがこれは、腹腔内で癒着が生じている証拠です。子宮内膜組織が増殖してはがれることができるのは子宮だけで、それ以外の場所では体外に排出されず内出血のような状態で残ってしまいます。毎回このようなことが続くとお腹の中に慢性的に炎症が起こってしまいそれが周りの組織と癒着を起こし、その結果激しい生理痛や腰痛を引き起こしてしまいます。

月経は毎月起こりますので、少しずつ病状も進行してしまいます。

お腹の中が慢性的に炎症を起こしているため不妊症の大きな原因にもつながります。

子宮内膜症を悪化させる原因として、不規則な生活、過労、喫煙、抗生物質や添加物を使った食品などの影響など様々あります。タンポンなどを使って月経血を止めてしまう事もあまりよくありません。

​このようなことも注意する必要があります。

漢方薬・鍼灸からみる子宮内膜症

​漢方薬局 不妊 皮膚

漢方では、“子宮内膜炎”といわれています。その名の通り、子宮内膜が炎症を起こしている状態になります。

子宮内膜症は“気血”の巡りが悪くなると起こると考えられています。

冷え症やストレスなど現代の女性は気血の巡りが悪くなる原因がたくさんです。

冷えは血の巡りを悪くします

ストレスは気の巡りを悪くします。

​それらを伺い最適なお薬をお出しします。

子宮内膜症の中医学的治療

(l)​≪気滞血お証≫

ストレスや自律神経の乱れが生じると“気”の巡りが悪くなります。それに伴って“血”の巡りも悪くなり

子宮血流が悪くなって子宮内膜症が生じます。

一般的な症状としては、月経前に頭痛や胸の張りを訴えたりすることもあります。

漢方薬では、気血の巡りをよくしてあげる“活血化お薬”“”疏肝理気薬”などを使います。

鍼灸では“肝経の経穴”“血にかかわる経穴”“関元・中極・子宮などの任脈上の経穴”

などを選穴します。

(2)≪痰湿凝滞証≫

過度に思い悩んだりすることで胃腸の消化機能が低下してしまいます。飲食物をうまく消化吸収できず

体の中に余分なもの(痰湿)がたまってしまいます。

一般的な症状としては、帯下の量が多い・倦怠感・などが伴う事もあります。

​漢方薬では胃腸の消化吸収機能を高める“健脾除湿薬”などを使います。

鍼灸では、“脾経の経穴”“胃経の経穴”“陰陵泉・豊隆・脾兪”などを選穴していきます。

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