- えりこ先生
PCOSこそ漢方&鍼灸で
更新日:2020年12月21日
PCOSで漢方と鍼灸をしているT.Rさん(33)
寒くなると月経周期が長くなったり、2~3か月月経が来なかったりと
毎年何かしらのトラブルがあるのですが、漢方も鍼灸も頑張って続けてくれているおかげで
今のところ順調に月経がきています。
なかなか排卵しないときには、鍼をすると次の日には排卵して体温が上がっているので
帯下が出ていて排卵しないときには鍼に駆け込むときもあります。
そんな努力の甲斐あって、低温期(月経期~卵胞期~排卵期)までは14日~21日前後で来るようになったTさん
ただ、高温期(黄体期)が今一つ伸びず7日くらいで月経が来てしまう事もあります。
黄体ホルモンを支える漢方薬を服用しているのですが、胃腸の調子がよくなく吸収が今ひっつでなかなかお薬の効果が出てきません。
こんな時には鍼灸の出番です。子宮や卵巣などがある下腹部、そして脳からのホルモンに関係してくる頭の付け根の部分を鍼灸で刺激してあげることで自力でホルモンを出そうとする力に拍車をかけてくれます。
Tさん、これからは高温期を12日くらいに延ばすという事を目標において引き続き頑張りましょうね。
